本日は、私共が毎日のように作業をしているオイル交換の風景をご紹介します。
参考ですが、オイル交換の目安は1年、1万km程を推奨します。
一定期間内に交換をする事でエンジン内部の油膜を保ち、摺動部の磨耗を防ぎます。
また、オイル交換をしていないと油膜が保持しにくくなる為、フリクションロスが増し、燃費の悪化を招きます。
オイルは取扱説明書に記載されている指定オイルをご使用下さい。エンジンの性能を最大限に発揮することができます。
それでは作業に移りましょう!
今回オイル交換するのは現行の1.6ℓエンジンを搭載している車両です。
なお、現行の1.2ℓエンジンも基本的に作業は同じです。
オイルパンの下にはアンダーカバーがあるので取り外します。
この車両では頭が10mmのボルト4本で取付られています。
ドレンボルトを緩める為には8mmのHEXが必要です。
画像ではソケットを使用していますが、L字レンチなどでもいいでしょう。
緩めます。
このエンジンはネジ山のクリアランスが比較的広い為、すぐにオイルが垂れてきます。
1万km走行したエンジンオイルです。当然ですが汚れています。
ドレンパッキンは必ず交換しましょう。左が取り外した物で、右が新品です。再利用するとオイルが滲んできます。
ドレンボルトの締め付けトルクは30Nmです。
あとはドレンボルトを締め、アンダーカバーを取り付け、オイルを入れるだけです。
と、ここまで書いてきましたが、もし失敗するとエンジンを壊しかねません。
オイル交換は是非とも我々にご用命下さい!