段々と暖かくなってきた今日この頃、待ちに待った自転車シーズンの始まりです。
さて、タイトルでは分かりづらいと思いますが、本日は私の物に対するこだわりを存分に?語ろうと思います(笑)
まず私が車(自動車、自転車など)を購入する際に大事にしている事。
●シルプルである事
●フィーリングが良い事
シンプルであるという事はデザインがシンプルかつ可能な限り無駄な装備がない事。
フィーリングが良いという事は乗っていて楽しいかどうか。可能な限り自由自在に操れるかどうか。
プジョーの中でこの条件を充たす車はこれしかないと思っています。
PEUGEOT 106 S16
5年程前まで乗っていましたが、人車一体を実現したすばらしい車でした。
軽量な車体に1.6ℓエンジンを積んだマニュアル車という事でフィーリングが良いのは当たり前ですが、大事なのはデザイン。
普通。。。
いたって普通のコンパクトカーなんですね。しかし、どことなく美しさを感じる。。。
これがシンプルであるが故の美しさだと思います。
この106は15万kmを超え、あまりにも故障が多くなってきた為に手放してしまいましたが、今でも私の中ではNO.1です。
しかし快適性や安全性、安定性、環境基準などを考慮すると106のような車はもう造れません。
現在は208GTに乗っていますが、この車は可能な限りシンプルでフィーリングが良い車を選んだ結果です。
もちろん私の頭にはATという文字はありません(笑)
前置きが長くなりました。実はこのブログは自転車の話です(笑)
まずフレームを選ぶ上で重要な事は自動車と同じでシンプルかつフィーリングが良い物。
シンプルであるという事は細身なフレームであるという事。流行のエアロフレームなどは好みません。
フィーリングが良いという事は乗っていて楽しいという事。ガチガチに硬いフレームではなく適度にしなる物を好みます。
実際に乗り続けた事による結果論になりますが、その条件に当てはまったのがこのフレーム。
MIYATA Elevation Extreme
このフレーム。クロモリです。要するに鉄です。
クロモリのイメージとしては重い、しなるというのが一般的なイメージだと思います。
しかしこのフレームはしなりも適度で、軽量に仕上がっています。
飽きやすい私が2年間も乗っている事。それがこのフレームの良さを物語っています。。。
そしてシンプルを追求した結果。今年から導入しました。
SRAM eTAP
わかる方にはわかると思いますが、この装置、無線の電動シフト装置です。
つまりシフトに必要なワイヤーや配線がないという事です。
この事により自転車をシンプルに組む事ができます。性能に関してはテーマとズレるので割愛しますが、特に問題もありません。
しかし無線電動化するにあたっては葛藤がありました。
それは大事にしているフィーリングが悪くなるのではないかという事。
やはりシフトはワイヤーで引っ張ってこそ。ワイヤーで繋がっているから操作している感覚が得られるのではないか。
実際に、ボタンを押しているだけなので違和感を拭いきれません。
しかし、物事には何かを得るために犠牲にしなければならない事があります。
無線電動化はシンプルとフィーリングを天秤に掛け、トレードオフした結果なのです。
と言いつつ1年後にはワイヤーに戻っているかもしれません(笑)
長々とお付き合いいただきありがとうございました。