MADE IN FRANCE
当然ですがプジョーはフランスの工場で造られています。
しかし部品単体で見るとそうではありません。
本日は中々見る事がないであろう部品の生産地について書きます。
MADE IN Allemagne
ポーレンフィルター。花粉フィルター、A/Cフィルターとも言います。
外気からの花粉、不純物などを取り除き、車室をクリーンに保ちます。
アルマーニュとはフランス語でドイツの事です。
MADE IN Slovenie
エアフィルター。
NAだとスロットルの手前、ターボだとタービンの手前にあり、エンジン内部に不純物が入るのを防ぎます。
スロベニア製。
フランス製ではないとガッカリする方もいらっしゃるでしょうが、必ずしもフランス製が良い物とは限りません。
生産地がどこであろうと良い物が造れれば工業製品としては問題はないのです。
MADE IN Portugal
イグニッションコイル。
点火装置の一部で、バッテリー電圧をスパークプラグの放電に必要な高電圧に変換する変圧器。
ポルトガル製。
やはりEU加盟国で造られている事が多いです。
すべてフランスで造ろうとするとコストやクオリティが保てないでしょう。
MADE IN Japan
スパークプラグ。
世界のNGK。日本製。
EU加盟国以外の部品は珍しいです。
最近ではMADE IN JAPANという言葉がブランド化しているように感じます。
しかしMADE IN JAPANという言葉だけで評価するのではなく、見て、触って、感じてみる事です。そして日本製である事の本当の意味がわかるのではないでしょうか。