皆様こんにちは。サービスの繁田です。
本日はいつもの自転車ブログではなく、車の整備について書こうと思います。
今回は先日作業をしたS様の106を例にクーラント交換手順を書きます。
定期的にメンテナンスされたとてもきれいな106です。
そもそもプジョーは国産車のようにラジエターにドレンプラグがある車種は少ないです。
つまりクーラントを抜く時はラジエターロアホースを抜きます。
画像はフロントバンパーから見たロアホースですが、奥の下側に見えるのがわかるでしょうか?
裏から見ると、このような感じです。
クランプは前から挟んで開かなくてはなりませんが、とても工具が入りづらいです。
正直、外そうと思えば出来ますが、とにかく古い車はプラスチックに気を付けなければなりません。
プジョーはプラスチックに気を付けましょう。
結果。こうなります。
106のフロントバンパーを取り外すのはとても簡単です。
リスクを負わずクールに作業しましょう。
フロントバンパーを外すと丸見えです。
いとも簡単にロアホースを取り外す事が出来ます。
抜き終わったらロアホースを元に戻して次はエア抜きをします。
106のエア抜き箇所は3箇所です。
ラジエターにクーラントを入れ、各部からクーラントが出るまでエアを抜いてやりましょう。
あとはクーラントを適量入れ、エア抜きをします。
目安としてはクーリングファンが回るまでです。
もしクーラントが吹いてくるようだとサーモスタットが開いていない可能性があります。
アッパーホース、ラジエターがいつまで経っても温まらないようだとサーモスタット不良の可能性が高いです。
最後に量を調整して終了です。クーラントが冷えるとレベルが下がりますので次の日に確認しましょう。
この度はクーラント交換をご用命いただきありがとうございました。