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プジョー美女木

住所〒335-0031 埼玉県戸田市美女木3-21-9
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TEL048-421-0406

営業時間10:00-18:00 

定休日11月店舗休日
毎週火曜日、11月6日(水)、11月13日(水)、11月20日(水)

アクセス方法「美女木八幡」交差点そばです。新大宮バイパス(上り・国道17号)から外環(一般道・国道298号線)に入る側道にショールームがございます。

スタッフブログ

トランスミッションの謎?

[2008/10/16]
トランスミッションの謎?
トランスミッションの謎?

営業の鈴木でございます。
前回は初のブログでしたがいかがでしたでしょうか?
今回は第2回目の謎シリーズになりますがもちろんディープな謎に迫りたいと思います。

A/T、M/T 何のことだか皆様お分かりですよね。そうです車のトランスミッションの種類です、動力伝達装置とも言います。
オートマチック車かマニュアル車かの違いですが、お車を購入の際に考えた事も無く当然A/Tにされた方や、悩んだ挙句A/Tにされた旦那様だったりと人それぞれですね。
走っている多くの車を見ると、どちらのトランスミッションで走っているかはシフトレバーを見ないと良くわかりません。一部車好きの方なら車の動きや音でわかるそうですが。中には特定の車種を見極めるとA/T車の設定がない事も知っているそうです。しかしほとんどの方がそんな事はどうでも良いし、だいたい左ハンドルと同様にM/Tの車を運転する事は考えたこともないでしょう。
それに現在日本では乗用車のA/T車の普及率は95%を越えているそうです。
そうなのです、乗っている車も販売している車もほとんどがA/Tなのですね。左ハンドルでほどではありませんが、A/Tの普及率を考えますとやはり極端に少ないのが実態でしょうか。

ではなぜでしょうか?前回の左ハンドルと同様に私なりにA/T車が圧倒的に多い原因をお客様ののご意見と友人知人の話も参考に取り上げてみました。
①A/Tは運転が楽だし今更M/Tには乗れないなあ
②A/T限定免許なので(ごもっともです)
③俺はM/T車が良いが、妻や子供がA/T車しか乗れないから
④M/Tだと渋滞の時面倒くさい
まだまだありますが、もともと普及していますのでこれくらいで良いでしょう。
そもそもM/T車の方が乗る理由が明確ですが一応検証してみましょうか。
①運転が楽しいしA/T車は退屈なので
②少しでも早く走りたいから
③欧州車はM/Tで乗るのが良いでしょう
④A/T車は渋滞の時眠くなる
⑤A/T車を乗った事が無い
他にも燃費が良いとか、車両価格が安いとかありますが、M/Tの場合は自動車を操作する醍醐味があるのも魅力です。
国産車を例に挙げるとほとんどの車種がA/T車の設定が多くを占めます。M/Tですとかなり車種が限定されますが中にはM/T車の方が例外的に売れているモデルもあるようです。
しかしながらヨーロッパではM/T車の方が圧倒的に多くメーカーによっては小型車はA/Tの設定すらないモデルもあるそうです。日本とは全く反対の市場なのですね。
話は少しそれますが、ミッションの違いやハンドルの位置に違い(仕方ありませんが)エンジンもディーゼルが普及しているフランスでは日本にやってくるプジョーは異質な自動車かもしれません。しかしA/Tで右ハンドル、ガソリンエンジンで販売しているプジョーは長年の実績もありますし、昔ながらの猫足も健在です。それよりも皆様に喜んで乗っていただいておりますので何の心配もございません。

また、A/Tと言っても各メーカー様々なやり方があります。代表的な物はトルクコンバーター式(流動体の中でタービンを繋ぐ)のA/Tが多いですが最近日本車に多く見られるCVT式(金属ベルトを介して動力を伝達)も多くなってきています。日本車ではまだ少ないですがM/Tの機構を搭載したクラッチペダルの無いA/Tも以前からあり、ヨーロッパでは少しずつ増えているそうです。もちろんプジョーにも1007(2トロニック)や207スタイル(RMT)がそれに該当するミッションです。
簡単に説明しますとクラッチペダルとアクセルで少しずつ調整しながらクラッチ版を繋ぐあのわずらわしい操作を油圧やセンサーなどを使い機械が自動的にクラッチを繋いでくれる装置です。メリットとしては動力伝達のロスが少ない為、燃費が良かったりM/T操作のダイレクト感があったり、トルクコンバーター式より軽くてコストも安く済みます。この方式はメーカーによって呼び方が違いますが細かい仕掛けや仕上げの違いがあるにせよ基本的には同じです。
他にも電磁式(スバル)やトロイダル式(ニッサン)NABIファイブ(イスズ)など結構昔から色々な方式があるようです。
A/Tの歴史はかなり古く、アメリカは便利な機械を造るのが得意な国ですから大戦前から各メーカー競っていたようです。
現在では5速や6速も珍しくはありませんし7速もあるようですが30~40年前は2速A/Tなんていう物もありました。
今ではほとんど見かけませんがA/T搭載車ですとリアのエンブレムの付くところにAutomaticとわざわざオーナーメントが付いている車もありました。今思うと笑ってしまう事ですが昔はそれだけ稀少だったんですね。
さて、どちらのミッションを購入されるかは最終的にご本人が決める事ですが、M/Tのお好きな方は設定が少ない為車種がかなり絞られてしまいますね。
しかしながらプジョーは207も308もM/Tがご選択できますので、昔M/Tを乗っていた貴方も次の車はM/Tをご検討されている貴方も、家族の反対が無ければ是非M/Tをお奨め致します。
「じゃあお前はM/Tを買うのか?」と聞かれたら「はいっ、私はM/Tを買います」とはっきりと答えますが、M/Tの設定がない車種でしたらA/Tを買うしかないですね。だって車を購入する優先順位はトランスミッションではなく車種が基本ですから、そんなに迷ったりはしません。

さあ、皆様トランスミッションひとつを取っても車選びは楽しくもあり、迷うところもたくさんありますね。
最終的にはお客様が選ばれるのですが、ミッションに限らず車種やグレード、色などにもし迷われたら我々セールスにご゙相談下さい。きっと一番良い選択をさせて頂きます。

それでは次回のブログも謎?シリーズでますます貴方をディープな世界へをお誘い致します。