いよいよ待望の308ccのデビューが6/1に決定致しました。
現代のオープンカーは進んでるなとほとほと感心します。
オープンにしたいなって思ってから何と派手なアクションで全てが完結するまでたったの20秒、これなら交差点で信号待ちでもオッケーではありませんか。すごいなぁ、本当に最近の車は、よく出来てるなぁ。
思い返せば・・・。
私がオープンカーに目覚めたのは20年以上も昔に遡ります。
TOYOTA自動車関連会社に勤務していた私は
その当時デビューしたCERICAコンバーティブルに一目惚れ、真っ白なコンバーティブルを手に入れました。
確かに屋根付車とは違い雨漏れするは、雨の日にドアを開閉すれば膝の上にルーフに溜まっている水が直撃するは、リアガラスはキズだらけで曇ってくるは、段差を乗り越える時は車のあちこちからギシギシ音はするでとてもクローズド状態では快適という言葉からはかけ離れていたような気がします。
それがですよ、左右のフックをパチン、パチンと解除し、手元のボタン一つでルーフが開き全てが別世界に、308CC程開閉時間は早くは無いし、派手なアクションは無いんですが,それでも街中での一連の動きはかなり目立っていました。
夜の首都高速をオープンで飛ばしている時ふっと自分より後方に目をやるとなんとも例えられない開放感に酔いしれたものです。
その後はしばらく屋根付退屈車に乗ってましたけど、13年前にオープンカー歴2代目に突入いたします。
さて2台目のオープンカーはブルーメタリックのVW GOLF CABRIOです。セリカとは違いしっかりした造りで多少の段差を乗り越えてもギシギシいわない。
リアウインドウはガラス製でキズとは無縁だしデフォッガーまでついてるし、シートヒーターも付いてる、何々普通のタイプより強力なヒーターが付いているって、これは凄いよ、何て関心してました。
欠点と言えば、乗員保護の観点から考えれば有効なんですが、Bピラーがそのままロールバーになっていて乗ってる時頭の上にあるので開放感が少し損なわれてしまうんですね。
この車で気づいた事、これって重要なところなんですが、我が国日本でオープンカーに乗れない時っていうのは梅雨時と真夏ぐらいで他の季節はぜーんぶオッケーなんだなって事でした。
輸入車のオープンはどれも先程出た強力なヒーターは完備しているでしょうし、シートヒーターもありますから真冬でも全く寒くないんですよ。今度の308CCはなんと首元に温風を送ってくれるネックウォーマーが付いてきますのでまさに鬼に金棒です。うーん鞭打ちで寒い時期になると首が痛くなる僕には最高の装備だな。
ウインターシーズンにオープンカーに乗る、冷たい北風がさりげなく横顔を流れていくこの気持ちよさ病みつきです。
オープンカー・・・。
何てカッコいいんでしょうか。
この良さが分からない人は人生の半分損しているって大げさかもしれないけど、そのぐらい世界観変わりますよ。
人に見られてる分、自分を磨こうとするし、オシャレにもなる。
現役を引退して颯爽とオープンカーに乗る、
街を流す。美しい日本を感じながら・・・。
優雅だなぁ。
308CCでぜひ貴方の世界を変えてみてください。