大山です。
前回が山本周五郎原作という事で、もう一つ黒澤映画を。
「赤ひげ」 1965年公開 東宝スコープ作品 185分 長いですよ...
若輩者の私が黒澤を語るのは生意気ですが、諸先輩方には思い出して頂き
若い方には是非観て頂きたい作品です。
あらすじ
江戸時代末期、エリート青年医師・保本登(加山雄三)は心ならずも貧民たちの施設・小石川療養所に配属される。
しかし、そこで出会った「赤ひげ」の異名をとるベテラン医師・新出去定(三船敏郎)に感化され、真の人間愛にめざめていく...
みどころ
今で言うオムニバス形式で、それぞれ4話からなる物語が保本の成長に繋がる話になっています。
この保本の成長が観ている方も一緒になって成長して行き、気持ちがいいんです。 物語もストレートで、真っ直ぐ過ぎるんで少し説教臭く感じてくるんですが、そんな時に赤ひげ先生に少し諭され こちらも素直に受け入れながら観れます。
黒澤・白黒・時代劇...
ちょっと敷居が高いかなと思っているアナタ。 「試してみましょう」
きっと赤ひげ先生がそんな気持ちも治してくれます。